位置づけ
陰陽は、五行よりもさらに手前にある「力の向き」を読む基礎概念です。
五行が木・火・土・金・水という性質の違いを表すなら、陰陽はその性質がどのように現れるかを表します。
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陽:外へ出る、動く、広がる、表に現れる、能動的、強く見える
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陰:内へ入る、静まる、蓄える、裏で支える、受容的、深く見える
陰陽は良し悪しではありません。陽が良い、陰が悪い、という読み方はしません。どちらも必要な働きです。
陽の基本
陽は、外へ向かう力です。
動く、見せる、出す、広げる、始める、押し出す、表に立つ、といった形で現れます。
診断では、陽を次のように読みます。
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行動に出やすい
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表に見えやすい
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反応が早い
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外部との接触で力が動く
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変化が外側からわかりやすい
ただし、陽が偏ると、急ぎすぎる、出しすぎる、燃え尽きる、外側の反応に振り回される、という形にもなります。
陰の基本
陰は、内へ収める力です。
受け取る、蓄える、守る、深める、整える、内側で熟成する、裏から支える、といった形で現れます。
診断では、陰を次のように読みます。
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内面で深く感じる
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表に出るまで時間がかかる
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継続や蓄積に向く
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受け取る力がある
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静かな場所で本質が出やすい
ただし、陰が偏ると、閉じこもる、溜め込みすぎる、動けない、受け身になる、外へ出せない、という形にもなります。
五行との組み合わせ
陰陽は、五行と組み合わさることで十干になります。
| 五行 | 陽 | 陰 |
|---|---|---|
| 木 | 甲 | 乙 |
| 火 | 丙 | 丁 |
| 土 | 戊 | 己 |
| 金 | 庚 | 辛 |
| 水 | 壬 | 癸 |
木という同じ五行でも、甲は陽の木、乙は陰の木です。甲は大木、乙は草花のように、同じ木でも現れ方が変わります。
十大主星との関係
十大主星も、陰陽の違いによってペアになります。
十大主星を覚えるときは、10個をバラバラに覚えるのではなく、5つの関係分類と、その陰陽差として読むと理解しやすくなります。
九条流での扱い
九条流では、陰陽を「外へ出る力」と「内で熟す力」として扱います。
診断では、陽を強めるべきか、陰を大切にすべきかではなく、今その人の命がどちらへ流れたがっているかを見ます。
陽が必要なときは、言葉にする、動く、見せる、外へ出す。
陰が必要なときは、休む、受け取る、深める、守る、整える。