MEGURU Web App IA / Content Spec

目的

MEGURU の膨大な診断DB・物語DBを、そのまま知識庫として出すのではなく、初心者が迷わず巡命学に入れるWebアプリ体験へ圧縮する。

中心体験は次のループにする。

鑑定結果
  → いま必要な言葉
  → 用語をやさしく理解
  → 分解済みカードで深掘り
  → 物語や対話で腹落ち
  → 手帖に戻って再利用

既存デザインの「淡墨水彩 × 深藍 × 金線」「九条巡の運命診断室」「部屋としてのアプリ」は維持する。

設計原則

1. 知識庫を主役にしない

MEGURUには3,000件以上の知識ドキュメントがあるが、公開UIの主役は検索結果ではない。

ユーザーには次の3層で見せる。

UI名役割
1巡のひとことすぐ読める短い解釈
2分解済みカードレッスン・星カード・処方・時間運カード
3編集側の出典ユーザーには見せず、制作・監修用に保持

2. 入口は役割で分ける

入口ユーザーの気持ち着地
鑑定から読む自分の命式を知りたい診断結果・星カード
テーマから読む悩みや関心から入りたいテーマ別の用語・記事
物語から読む場面で理解したいエピソード→星・概念
対話から読むどこから読めばよいかわからない次に読むカード

「手帖」は入口でもあり、全体を整理する棚。 「対話」は迷ったときの案内役。 「知識」は原文検索ではなく、分解済みコンテンツ棚。

3. 専門語は必ず翻訳する

用語を単体で置かない。

貫索星
自分の柱を守る星。人に合わせる前に、自分の輪郭を確かめる力です。
天中殺
いつもの枠が外れる時期。悪い時期ではなく、無理に形を決めない方がよい季節です。

4. 巡とさくらの人格を分ける

話者役割文体
九条巡いま目の前で診断する人静か、具体的、問いを置く
さくらノートに残された教え短い比喩、原則、少し大阪の余韻
出典メタDB・正本構造化、編集者だけが参照

巡は断定しすぎない。 さくらは「裁かず照らす」の原則を守る。 出典は内部に保持し、ユーザー画面ではカード化した内容だけを出す。

グローバルナビ

モバイル下部ナビ

5室構成にする。

表示役割備考
ホーム今日の入口・復帰今日のひかり、続きから
鑑定命式入力・診断結果最重要導線
手帖体系学習五本柱、星、時間運
対話相談・案内巡が次に読むものを勧める
知識編集済みコンテンツ棚レッスン・星カード・処方・時間運カード

「物語」は下部ナビに入れず、ホーム・手帖・用語詳細から入る。
理由: 初心者にとって主目的ではなく、理解を深める回遊先だから。

デスクトップ

左サイドレールに同じ5室を置く。 右カラムが広い場合だけ「今日のひかり」「最近読んだ用語」「物語から学ぶ」を補助表示する。

画面別仕様

1. ホーム

役割

今日の状態から、鑑定・手帖・対話へ静かに戻す玄関。

ファーストビュー

九条巡の
運命診断室
 
今日のひかり / TODAY'S OMEN
庚午
整える一日
 
急いで答えを出すより、散らばったものを一つだけ元の場所へ戻す日です。

主CTA

  • 鑑定をはじめる
  • 手帖を開く

カード構成

カード内容遷移
今日のひかり日干支・短い処方・関連語3つ年運/五行/今日の干支
続きから前回読んだ星・テーマ用語詳細
わたしの命式診断済みなら中央星と日干を表示鑑定結果
星名を知らなくても仕事/恋愛/家族/今の運気テーマ
物語で読む1つの場面を紹介物語

コピー例

星を覚える前に、今日の自分を一つだけ見ます。
命式は、あなたを決めつけるものではありません。
問いを置くための地図です。

2. 鑑定

役割

生年月日入力から命式を出し、最初の理解まで案内する。

入力画面

入力項目:

  • 生年月日
  • 生まれた時刻(不明を選べる)
  • 性別(任意。診断ロジックに不要な場合は表示しない)
  • 呼び名(任意)

補足コピー:

時刻がわからなくても読める範囲があります。
わからないものを、無理に埋めなくて大丈夫です。

主CTA:

命式をひらく

結果トップ

最初に全情報を出さない。3枚に分ける。

カード内容
1まず見るところ日干、中央星、今日読むテーマ
2あなたの星図人体星図。タップ可能
3今日の処方行動に落ちる短文

結果コピー例

まず、中心だけ見ます。
全部を一度に読もうとしなくて大丈夫です。
あなたの中央には、貫索星があります。
自分の柱を守る星です。
人に合わせる前に、自分の輪郭を確かめる力があります。

人体星図カード

各マスの表示:

北 / 頭
考え方・精神
車騎星

タップ後:

北にある車騎星
考え方の場所に、すばやく動く星があります。
結論を急げる強さと、急ぎすぎる癖の両方を持ちます。

深掘りタブ

  • 本質
  • 人間関係
  • 仕事
  • 恋愛
  • 時間運
  • 次に読む

「次に読む」は、星カード・物語処方・対話へ接続する。

3. 手帖

役割

巡命学の体系を迷わず学ぶ棚。

トップ構造

手帖
知の地図
 
巡命学は、五つの柱でできています。
気になる柱から、一つずつ読めます。

五本柱

表示名ひとこと遷移
1五行木・火・土・金・水のめぐり五行
2陰占生まれ持った器の設計図命式/日干
3陽占心の働きと役割の地図人体星図/十大主星
4位相法干支同士の関係合/冲/刑/害/破
5時間運人生の季節を読む大運/年運/天中殺

学習パス

パス対象ステップ
はじめての3歩初心者巡命学 → 命式 → 五行
自分の星を読む診断済みユーザー人体星図 → 中央星 → 位置別解釈
いまの運を読むリピートユーザー年運 → 大運 → 天中殺
人との関係を読む関係性の悩み位相法 → 相生相剋 → 組み合わせ

用語一覧

先に星名を出すが、説明を添える。

貫索星
自分の柱を守る
 
石門星
人と輪をつくる
 
鳳閣星
ありのまま伝える

4. テーマ

役割

星名を知らないユーザーの入口。

テーマカード

テーマコピー接続語
わたしという人自分の輪郭を静かに見る中央星、日干、貫索星
仕事と役割どこで力が出るかを見る東の星、南の星、車騎星、牽牛星
恋愛と縁近づき方と距離の取り方を見る西の星、位相法、禄存星、司禄星
家族受け継いだものと、離れてよいものを見る北の星、年柱、玉堂星
今の運気いま無理をする場所、待つ場所を見る年運、大運、天中殺
変わりたい動きたい気持ちの扱い方を見る龍高星、車騎星、冲

テーマ詳細

構造:

  1. 今の問い
  2. 関連する星・概念
  3. 読む順番
  4. 物語で読む
  5. 対話で相談

例:

変わりたい
 
変わることは、今の自分を否定することではありません。
龍高星は、知らない場所へ出る星です。
でも、出る前に「何から離れたいのか」を一つだけ見ます。

5. 用語詳細

役割

全導線の共通着地点。

画面構造

セクション役割
タイトル用語名・読み・分類
巡のひとことすぐ読める説明
さくらのノート比喩と原則
診断での見方位置・組み合わせ・時間運での読み方
つまずきやすい所誤読防止
関連する星横断回遊
物語で読む場面への接続
編集出典ユーザーには見せない内部メタ

コピー例: 貫索星

貫索星
かんさくせい / 守備本能・木性
 
巡のひとこと
自分の柱を守る星です。
人に合わせる前に、自分の輪郭を確かめる力があります。
 
さくらのノート
一本の木は、急に森にはなれません。
けれど、根を張る場所を決めた木は、風に押されても戻ってこられます。
 
つまずきやすい所
強い星、というより「譲れない場所を持つ星」です。
頑固さは欠点ではありません。
ただ、誰にも説明しないままだと、孤立に見えることがあります。

コピー例: 玉堂星

玉堂星
ぎょくどうせい / 習得本能・水性
 
巡のひとこと
学び、整え、守る星です。
新しいものを急いで増やすより、受け取ったものを丁寧に並べます。
 
さくらのノート
古い本を読む人は、過去に縛られているのではありません。
まだ使える灯りを、今の部屋へ持ってくる人です。

6. 物語

役割

小説を全文消費させる場ではなく、学びを体験に変える回遊先。

トップコピー

物語で読む
 
星は、説明だけでは少し遠い。
人が迷い、黙り、選ぶ場面の中で読むと、輪郭が見えてきます。

エピソードカード

表示内容
EP番号・タイトル例: 第一話 火のない薪
患者高橋美咲
この話の問い言えなかった一言を、誰に渡すか
登場する概念五行、命式、丁火
学びCTAこの話の星を読む

確定EP1-5の扱い

MEGURU側の EPISODES_CANON.md に合わせ、まずはEP1-5のみを表に出す。
候補プールは公開UIに出さない。

EPタイトル主テーマ
1火のない薪一言を誰かに渡す
2畑の王国伝えすぎない診断
3箱の外の龍問わずに待つ
4播種早すぎた問いを回収する
5月光花自分の表現を見つける

7. 対話

役割

自由入力チャットではなく、迷ったユーザーを次の画面へ案内する診断室。

初期状態

こんにちは。
診断結果から見ますか。
それとも、今の悩みから星を一緒に見ますか。

クイック選択

  • 自分の星を読みたい
  • 仕事の向き不向きを見たい
  • 恋愛や距離感を見たい
  • いまの運気を見たい
  • 用語の意味を知りたい

返答フォーマット

1. まず一言で答える
2. 関係する星・概念を1〜3個出す
3. 決めつけを避ける
4. 次に開くカードを提示する

例:

玉堂星は、学びを守る星です。
中央にあるなら、あなたの核に「理解してから動きたい」という性質が出やすい。
 
ただ、慎重さは遅さではありません。
受け取ったものを、長く使える形に整えているだけです。
 
次は「中央にある玉堂星」を開きますか。
それとも、仕事での使い方を見ますか。

8. 知識

役割

MEGURU DBを分解した、編集済みコンテンツ棚。

初期表示

DB名やファイル名をいきなり主役にしない。

知識
 
DBをそのまま見せず、読める単位に分解した棚です。
レッスン、星カード、処方、時間運カードとして使います。

主カード:

  • 基礎レッスン
  • 星カード
  • 位置カード
  • 物語処方
  • 時間運カード

検索結果カード

表示項目:

  • タイトル
  • 種別: 基礎レッスン / 星カード / 物語処方 / 時間運カード
  • 対象ステージ
  • 読了時間
  • ひとことで
  • 今日の一手
  • 「読む」CTA

出典・運用ステータス・ファイルパスは編集者モード以外では非表示。

データ接続方針

優先参照順

  1. 20_DIAGNOSIS_DB/01_core/
  2. 20_DIAGNOSIS_DB/02_calculation_rules/
  3. 20_DIAGNOSIS_DB/03_patterns/
  4. 30_STORY_DB/物語DB_MOC.md
  5. 30_STORY_DB/EPISODES_CANON.md
  6. 30_STORY_DB/01_characters/
  7. 40_SOURCE_LIBRARY/notion_export_raw/ は不足時のみ、編集側で参照

公開用データ形

各用語は、原文とは別にUI用ViewModelへ変換する。

type MeguruTermView = {
  slug: string;
  title: string;
  reading?: string;
  category: "concept" | "main_star" | "sub_star" | "timing" | "phase" | "pattern";
  shortCopy: string;
  sakuraNote?: string;
  diagnosisUse: string[];
  pitfalls: string[];
  relatedTerms: string[];
  storyLinks: StoryLink[];
  sourceInternal: SourceDoc[];
  reviewStatusInternal: "canonical" | "active" | "draft" | "needs_review";
};

P0 実装前チェック

  1. 巡の命式正本を一本化する

    • MEGURU MOC: 丙午・貫索星
    • kujo-sanmei brain: 乙亥・乙木・貫索星
    • Web表示前にどちらを正とするか確定する
  2. 絵文字・記号アイコンを廃止する

    • ZIPモックには絵文字が残っている
    • 本番はLucide系の線画アイコンに統一
  3. 下部ナビのラベル重なりを解消する

    • 5室を維持する場合、10px未満の日本語ラベルは避ける
    • アイコン+短い日本語にする
  4. raw-draft を公開検索から除外する

    • 知識汚染防止
    • 出典ステータスは内部メタに閉じる
  5. 用語詳細を共通化する

    • 鑑定、手帖、テーマ、物語、対話、知識の全入口が同じ用語詳細へ着地する

P1 改善

  • 診断結果から「次に読む3枚」を自動生成
  • テーマ詳細に「物語で読む」を必ず1件添える
  • 用語詳細の末尾に「今日できる一つ」を追加
  • 監修状態バッジを追加
  • Web/RNで同じViewModelを使う

実装時の最小MVP

最初のWeb MVPは以下で十分。

  1. ホーム
  2. 鑑定結果サンプル
  3. 手帖トップ
  4. 用語詳細: 10主星 + 主要概念
  5. テーマ一覧
  6. 物語EP1-5導線
  7. 知識は分解済みコンテンツ棚

診断計算の完全実装より先に、サンプル命式で導線と文章密度を検証する。

参照メモ

  • gbrain search は 2026-06-04 時点で 127.0.0.1:5432 接続エラー。今回はMarkdown直読で代替。
  • Product Design ZIPの tehcho/prototype.html は実データ密度確認用として有用。ただし本番UIでは原文の露出量を減らす。
  • docs/reports/learning-surface-audit_2026-05-08.md の指摘どおり、学習面は「記事一覧」ではなく、星・テーマ・診断結果から入れる導線にする。