位置づけ

大運とは、生まれ持った命式(宿命)という変えられない器に対し、宇宙から降り注ぐ気が10年ごとに入れ替わっていく「人生の季節の巡り(後天運)」。

人物の人生の流れ、物語の時間軸、診断での変化点に接続する。

進行と逆行

一つの大運は10年間続き、人生を120年として全体で12回(12旬)巡る。

条件進行方向
男性・陽年生まれ / 女性・陰年生まれ順行(春→夏→秋→冬)
男性・陰年生まれ / 女性・陽年生まれ逆行(春→冬→秋→夏)

立運年齢

大運が何歳から切り替わるか(立運年齢)は、生まれた日から次(順行)または前(逆行)の節気までの日数を3で割って算出する。月柱の次あるいは前の干支を起点として第1大運がスタート。

十二運との関係

10年ごとの各大運の柱には、必ず「十二運(十二大従星)」が一つ付随する。これは「これからの10年、どのくらいの心の出力(エンジンの大きさ)で走るべきか」を示す天からの処方箋。

自分の年齢と巡ってきた星のエネルギー値に合わせた生き方を選ぶことが重要。

接運

大運が切り替わる時期や、30年ごとの季節が変わるタイミング(大運接木期)を「接運」と呼ぶ。

ある日突然カチッと運気が切り替わるわけではなく、数年かけてじわじわとグラデーションのように古い殻から新しい風へと移り変わっていく移行期として捉える。過去の成功体験にしがみつかずに身を委ねることが大切。

大運天中殺

大運の巡りの中で、自分の天中殺の干支が回ってくる時期を「大運天中殺」と呼ぶ。通常20年間続く。

天中殺は命式の「ない部分(虚)」であり、この期間は「心の枠が外れる」「他力運が異常に強まる」といった現象が起きる。

自分の実力を超えた異常な成功や、逆に大きな転落といった予測を超えた変化が起きやすいため、「魂の休耕期」として受け身で過ごすことが推奨される。

診断文での応用

大運の情報は、診断文では「人生の季節」として自然に表現する。

例:「今は春の種まきの季節。芽が出るのを急がず、土を耕すことに集中して」

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