大運算出ルール
大運を算出するための全ルールを管理する正本。順行・逆行判定、立運年齢算出、 干支進行、十大主星・十二大従星算出、接運扱い、投入手順を網羅。
概要
算出フロー(全体)
- 順行・逆行判定: 年干の陰陽と性別から順逆を決定
- 立運年齢算出: 出生日時から節入りまでの日数を3日=1年で換算
- 干支進行: 月柱基準で順行または逆行に干支を展開
- 十大主星算出: 日干×大運天干 → 十大主星変換表
- 十二大従星算出: 日干×大運地支 → 十二大従星変換表
- 接続判定: 切替前後の接運扱い
ルール1: 順行・逆行判定
重要: 判定は「年干」で行う。「日干」ではない。
| 年干の陰陽 | 性別 | 方向 |
|---|---|---|
| 陽干(甲・丙・戊・庚・壬) | 男性 | 順行 |
| 陰干(乙・丁・己・辛・癸) | 女性 | 順行 |
| 陰干(乙・丁・己・辛・癸) | 男性 | 逆行 |
| 陽干(甲・丙・戊・庚・壬) | 女性 | 逆行 |
ルール2: 立運年齢(起運年)算出
- 順行: 出生日から「次の節気」までの日数を数える
- 逆行: 出生日から「前の節気(その月の節入り日)」までの日数を数える
- 換算: 日数 ÷ 3 = 起運年齢(3日 = 1年)
- 方針: 九条流巡命学は一般の算命学の計算方式を採用
ルール3: 干支進行(月柱基準)
- 第1大運: 月柱そのものではなく、月柱の次(順行)または前(逆行)の干支
- 進行: 六十花甲子進行表に沿って順/逆に展開
- 周期: 各大運に10年を割り当て
- 循環: 60(癸亥)の次は1(甲子)に戻る / 1(甲子)の前は60(癸亥)に戻る
ルール4: 十大主星算出
日干×大運天干 → 十大主星変換表のマトリックスで判定。 大運天干の五行・陰陽と日干の五行・陰陽の関係から星を導出。
ルール5: 十二大従星算出
日干×大運地支 → 十二大従星変換表のマトリックスで判定。 日干の五行×地支の十二運順序から星を導出。
ルール6: 接運(大運切替前後の扱い)
- 大運が切り替わる前後の揺らぎ期間を「接運」として扱う
- 診断文では急な断定を避け、移行期として表現する
- 接運の具体的扱い:
- 一般的算命学では「前後1〜2年」を接運期間とする
- 30年ごとの季節が変わる「大運接木期(せつぼくき)」は「前後3年(計5〜6年)」と幅を持たせる
- 九条流では「ある日突然カチッと切り替わるものではない」と捉え、グラデーションとして移行を表現する
- 実務上は「前後1年」を基本とし、接木期は「前後3年」を参照する方針
- 九条流の教え: 移行期で一番怖いのは過去の成功体験にしがみつくこと。「秋の風が吹いているのに夏服を手放せない旅人は風邪をひく」
ルール7: 入力運用(大運DB投入手順)
- 人物ごとの大運行は、汎用テンプレート行を直接上書きせず、複製または新規作成して管理する
(補足)立運計算の端数処理
- 換算: 日数 ÷ 3 = 起運年齢
- 端数処理(一般算命学): 余り1→切り捨て、余り2→切り上げ(四捨五入に近い)
- 理由: 余り1 ≒ 4ヶ月(半年未満→切り捨て)、余り2 ≒ 8ヶ月(半年超→切り上げ)
- 一部流派では月数まで細かく割り出す(「〇歳〇ヶ月で立運」)
- 九条流の方針: 端数で数ヶ月〜1年ズレても、大運は海流のようなものなので大きな俯瞰を重視。計算結果に振り回されないことが第一